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万博先取り⁉「東大阪ブランド」10社製品集め展示販売 17日まで大阪・近鉄百上本町店

産経ニュース / 2024年9月11日 19時19分

モノづくりのまち・大阪府東大阪市が誇る「東大阪ブランド」認定製品を展示販売する「ワザあり、東大阪コレ」が11日、近鉄百貨店上本町店(大阪市天王寺区)で始まった。2025年大阪・関西万博に出展する製品も含め、東大阪市内10社のアイデアが詰まったBtoC(消費者向け)製品を初めて一堂に集めた貴重な売り場になっている。

同店2階の特設売り場では、砂糖類の加工販売などを行うフォレストパックスの冷たい飲み物にも溶けやすい砂糖「アイスドリンクシュガー」のほか、スーパーなどでおなじみの大和産業の買い物かご、マツダ紙工業の段ボール製遊具などの東大阪製品が並ぶ。

国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の広がりも背景に、栄紙業の紙製ハンガー、ナダヤの残った革を有効活用したバッグなど環境にやさしい雑貨類も目立つ。

東大阪ブランド推進機構が主催したイベントで、創設から20年が過ぎた同ブランドの認知度向上を狙った新たな取り組み。副理事長で、抱っこひもの機能が付いたショルダーバッグを製造販売するカワキタの河北一朗社長(57)は「東大阪が生活に密着した製品を作っていることを知ってほしい」と語り、各社の悩みのタネである「売り上げにつながる販路開拓にもつなげたい」と強調した。

17日まで、各日午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)。製品の購入者に段ボール製「ガチャ」で東大阪ブランド認定製品が当たる特典もある。

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