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関西エアポート、4期ぶり黒字 訪日客急速に回復 円安で日本人客の動きは鈍く

産経ニュース / 2024年6月13日 19時41分

関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートが13日発表した令和6年3月期連結決算は、最終損益が155億円の黒字(前期は190億円の赤字)と4期ぶりの黒字となった。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行して以降、訪日外国人観光客を中心に航空需要が急速に回復した。

売上高にあたる営業収益は前期比87%増の1868億円。航空事業だけでなく、免税店など非航空事業の収入も全体を押し上げた。山谷佳之社長は「今年度はコロナ前の業績水準にチャレンジし、大阪・関西万博が開催される7年度に上回りたい」と述べた。

3空港合わせた旅客数は前年度比60%増の4413万人で、コロナ前の令和元年度比で92%まで戻った。関空の国際線旅客数は外国人が元年度を上回った一方、日本人は円安の影響を受け元年度比で55%にとどまった。

山谷氏は「関空の最大の利用者は日本人だった。最低でも65%まで戻ってほしい。そのために空港会社としても取り組んでいかなくてはいけない」と述べた。

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