1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

天井・壁なく人工的に虹 「共創する未来」表現 宮田氏のパビリオン発表

産経ニュース / 2024年9月10日 16時22分

2025年大阪・関西万博の目玉の一つであるテーマ館のうち、データサイエンティストの宮田裕章(ひろあき)氏が手がけるパビリオン「Better Co-Being(ベターコビーイング)」の記者発表会が10日、東京都内で行われた。天井や壁のない施設とし、人類がデータを分かち合い共創する未来社会を表現する。

テーマ館は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を宮田氏ら8人のプロデューサーがそれぞれ具体化。「ベターコビーイング」には、よりよい未来に向かい共に歩く、などの意味を込めたという。

宮田氏のパビリオンは、会場中央に樹木を植える「静けさの森」の一角にある。「境界をなくし、来場者がつながる空間をつくる」(宮田氏)狙いから、緑地を格子状の鉄骨で覆う建築とした。人工的に虹をつくる仕掛けも見どころだ。

体験型のパビリオンで、来場者は村田製作所が開発した石ころのような端末を握って施設内を巡る。端末には振動で向かうべき方向を知らせるなどの機能がある。大林組のアプリも使い、アート作品をみたときの感情などを他の来場者と共有する。体験や展示の具体的な内容は今後詰める。

宮田氏は「命というキーワードにさまざまな視点からアプローチし、皆が豊かに輝いて生きる未来への手がかりをつかんでほしい」と語った。(井上浩平)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください