上方舞「世代超え親しんで」 山村若佐紀さん、来月から成人向けと子供向けの教室開講
産経ニュース / 2024年9月10日 16時9分
200余年の伝統を持つ上方舞山村流の代表格の一人で、旭日小綬章受章者の山村若佐紀(わかさき)さんが、上方舞の普及や後進の育成を目的に、来月から成人向けと子供向けの教室をそれぞれ開講する。伝統芸能のさらなる発展を目指す若佐紀さんは「世代を超え、多くの方々に上方舞に触れてもらう機会になれば」と話している。
上方舞山村流は江戸後期の文化3(1806)年、大阪で創流された。若佐紀さんは、歴史あるなにわの舞を絶やさないためにもと、長年にわたり教室を開いてきた。今年、成人向けは41回目、「子ども教室」は34回目を迎え、これまで受講者から名取を輩出するなど継承にもつながっている。若佐紀さんは「2世代、3世代で上方舞に親しみ、末永く発展していけば」と期待を寄せている。
成人向けは10月17日が初回で、2月まで月1回開講。会場はドーンセンター(大阪市中央区大手前)で、地唄舞1曲を全5回の稽古で仕上げる。会費は5回分1万5千円。
「子ども教室」(幼児、小中高校生が対象)は10月26日が初回で、以降11月は2回、12月と1月は各1回開講。会場は小阪公民分館(東大阪市下小阪)で、童謡などの中から1曲を全5回の稽古で仕上げる。
受講無料。浴衣、帯、足袋は各自持参だが、なければ洋服でも構わない。弟子の山村若代紀(わかよりき)さん、若葵紀(わかあおき)さんが指導助手を務める。
問い合わせ、申し込みは山村若佐紀上方舞研究所(06・6722・3708、ファクス兼用)。
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