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万博公園の日本庭園が国登録記念物に 安閑天皇陵古墳周堤は史跡追加指定へ

産経ニュース / 2024年6月24日 18時0分

国の文化審議会は24日、日本万国博覧会記念公園の日本庭園(大阪府吹田市)を国登録記念物に指定、古市古墳群を形成する「安閑(あんかん)天皇陵古墳周堤(しゅうてい)」(同府羽曳野市)を史跡に追加指定するよう文科相に答申した。大阪府内の指定件数は登録記念物が6件、史跡が71件となる。

万博記念公園の日本庭園は、昭和45年開催の大阪万博で国の出展施設として整備された。造園家の田治六郎が設計し、総面積は約25ヘクタールと全国有数の規模を誇る。上代、中世、近世、現代の特徴を表現した4区画を渓流がつなぐ意匠で、大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を表現。各区画はその時代ごとの造園技法で手掛けられており、造園文化の発展に寄与したとして評価された。

羽曳野、藤井寺の両市にまたがる古市古墳群は、4世紀後半~6世紀中頃に形成された巨大な前方後円墳を含む古墳群。墳丘が残る古墳は45基で、うち22基が史跡に指定されている。

安閑天皇陵古墳は6世紀前半頃に築造され、墳丘の長さが122メートルの前方後円墳。墳丘と周濠、周堤の一部は宮内庁の管理下にある。今回はそれ以外の周堤部分のうち南西側の約1548平方メートルが初めて指定される。

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