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「稲むらの火の館」など11件に優良認定 「NIPPON防災資産」第1回認定式

産経ニュース / 2024年9月5日 17時21分

地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や災害の教訓を伝承する活動を内閣府と国土交通省が認定する制度「NIPPON防災資産」の第1回認定式が5日、東京都千代田区の砂防会館で行われた。「稲むらの火の館」(和歌山県広川町)など11件に「優良認定」の認定証が授与された。

同制度は、防災資産を通じて主体的な避難行動や地域の防災力の向上につなげることを目的として5月に創設。「稲むらの火の館」は江戸時代の安政南海地震(1854年)による津波の恐ろしさを伝えるだけでなく、津波から身を守るための知恵が示されていると評価された。

町内の小学生を対象に語り部を育成する講座も開かれていて、施設を担当する同町教育委員会社会教育班の谷口愛班長は「今後も次世代への継承に努めていきたい」と話した。

近畿では「阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター」(神戸市)、「和歌山県土砂災害啓発センター」(那智勝浦町)も優良認定に選定された。

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