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手話と新喜劇の初コラボ 「あるあるから笑いを」筒井亜由貴の挑戦 吉本シン新喜劇

産経ニュース / 2024年8月8日 11時0分

吉本新喜劇は各座員の経歴や特技を生かし、ラグビーやバレーボールといったスポーツに、ダンスやモノマネ、戦隊ヒーローや声優などのエンターテインメントと、さまざまなジャンルとのコラボイベントを数多く開催してきました。

今回紹介するのは、新たなジャンルと新喜劇を掛け合わせようとしている若手座員・筒井亜由貴です。

新喜劇が放送されていない群馬県の出身。東京の大学に通っていた20歳のとき、テレビ番組で小籔千豊(かずとよ)が名乗っていた「吉本新喜劇・座長」の肩書に興味を持ち、新喜劇を調べたところ、どハマり。「絶対、新喜劇に入る」と、大阪にやってきました。

そんな〝決めたら動く男〟は、12月21日に、新世界ZAZAHOUSEで「手話新喜劇」を上演します。新喜劇と手話をコラボさせるという挑戦です。

手話を学び始めたのはコロナ禍。「もともと興味があって、時間がめちゃくちゃあったので勉強し始めました」。今や手話技能検定と全国手話検定の3級を取得しているそうです。

「聞こえない方に向けてというより、聞こえる方に手話の魅力を伝えて、興味を持ってもらいたい」と語る筒井。今回のイベントには、大阪を拠点に、聞こえる人と聞こえない人の間にあるバリアを壊す「バリアクラッシュ」の理念で活動している「手話エンターテイメント発信団oioi」さんにも出演していただくそうです。

「相手がどんなに遠くにいても見えてさえいれば会話できたり、内緒話に手話を使ったら手話の分かる人にはバレてしまったり。そんな手話あるあるから笑いが生み出せるはず。手話だからこその笑いを作り出したいです」と、見どころを教えてくれました。

12月はまだまだ先と思いきや、チケットは既に発売中なのでお早めに。いったい、どんな新喜劇になるのか。筒井の挑戦をお見逃しなく!

(吉本新喜劇座員・芸人ライター 吉岡友見)

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