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中性子線とX線の違いは!?福島第1の作業ロボも登場 高校生ら「原子力」学ぶオープンキャンパス 近畿大と関西原子力懇談会が初開催

産経ニュース / 2024年8月29日 18時18分

大阪府東大阪市の近畿大で高校生らを対象にした「関西原子力オープンキャンパス」が開かれた。近大の教育訓練用原子炉を見学するなどし、近畿2府4県や福井県から集まった約80人が知識を深めた。

原子力の平和利用などを理解してもらい、将来を担う人材を育成しようと、産官学でつくる団体「関西原子力懇談会」(大阪市)と近大原子力研究所(東大阪市)が初めて開催した。

この日は、高校生らが近大原子炉内の中性子線で撮影した写真をX線のレントゲン写真と比較し、同じものでも撮影できる物質の違いを学んだ。放射線に関心があり、参加したという大阪高3年の樋野(ひの)裕斗さんは(18)は「原子炉は発電のイメージが強いが、中性子線で実験できるのも知ることができてよかった」と話した。

別コースの参加者らは、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発の廃炉作業で活躍するロボットを見学。会場内では京都大や大阪大など国内7大学と関西電力や三菱重工業など9つの企業・研究機関がそれぞれの教育や研究、事業の取り組みを紹介した。

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