神戸ルミナリエ、阪神大震災30年の来年は1月24日開幕 組織委が日程公表

阪神大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」の組織委員会（会長＝久元喜造神戸市長）は２４日、震災から３０年の節目となる次回は、来年１月２４日～２月２日の１０日間の日程で開催すると発表した。今年１月の開催形式を踏襲し、会場を神戸市中心部の旧居留地や東遊園地、メリケンパークなどに分散する。

兵庫県や神戸市、神戸商工会議所などでつくる組織委と、民間企業などでつくる実行委員会が２４日に合同会議を開いて決めた。今年１０月ごろをめどに、作品内容などの詳細を発表する。

ルミナリエは震災が起きた平成７年から毎年１２月に開かれてきたが、前回は震災から丸２９年の１月１７日が過ぎた１月１９日開幕に変更。新たに会場の分散や、一部有料エリアの設置などを試みた。組織委内の検証チームは、来場者らへのアンケート結果から、１月開催が好評だったとする検証結果を公表していた。