虫を飲み込んでも…プロ根性 桂小春団治 hanashikaの時間。
産経ニュース / 2024年8月27日 12時0分
まだまだ厳しい残暑が続いています。昔は「二八(にっぱち)」といって、2月と8月は商売が低迷する時期とされ、演芸界もやはり2月と8月は客入りが悪いとされていました。
われわれが若手の頃は天満天神繁昌亭のような落語の定席もなく、落語会も少なく、イベントの司会などいろんな仕事で食いつないでいました。
その頃、夏といえば夏祭りの司会でずいぶんあちこちの祭りに行きました。
イベント的な祭りもあって、奈良の河原のイベントで炎天下の中司会をしたこともあります。河原は特に照り返しが強く、浴衣が帯まで汗でびっしょりになることもありました。
盆踊りの司会などは特設ステージで、素人の出し物や演歌歌手、音頭取りなどの紹介を長時間するのですが、夜のことが多く、気温的には日中に比べてずいぶんましですが、夜のステージには困ったことがあります。
こうこうと照らされるスポットライトに、羽虫が群がってくるのです。司会をしている僕らはうちわで払うこともできますが、かわいそうなのは歌手の方。大きく口を開けて歌って、息継ぎをした瞬間、羽虫が口の中に飛び込んでくる。
歌っている最中は吐き出すこともできず、そのまま羽虫を飲み込んで歌い続けていたそうです。紅白歌合戦の紙吹雪が口に入ったどころの話ではありません。いやはや、すごいプロ根性です。
さて、落語会のお知らせです。9月2日(月)から6日(金)まで、神戸新開地・喜楽館昼席(午後2時開演)に出演しています。お時間ございましたら、ぜひお越しください。
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