まんまと「ダブルチート」にだまされて イマドキTV+
産経ニュース / 2024年11月16日 8時30分
二転三転が気持ちいい刑事ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 シーズン2」(テレ東系)がいよいよ佳境だ。最初から「チート」と明言されて、かなり深読みもしていたつもりだったが、まんまとだまされてきた。
今春放送されたシーズン1の主人公は、警察官として交番で勤務しながら、実は詐欺師Kという裏の顔を持つ多家良(たから)啓介巡査部長だった。演じているのは向井理さん。詐欺師といっても、法の網をかいくぐる悪者に正義の鉄槌を下すという必殺仕置人的なやつだ。
楽しみにしていたシーズン2。多家良が追っていたボスキャラ級の詐欺師ヤマガミ(鈴木浩介さん)は、さらなる大物の黒幕・海藤(陣内孝則さん)に操られていた、という隠しダンジョン的な展開は想定内として、いきなり多家良まで銃撃されて退場という幕開けは驚きだった。
おいおい、偽りの警官いなくなっちゃうの? どうすんだこれ、と心配しながら見続けてきたけれど、待っても待っても多家良は再登板せず。ある事実が中盤に明かされて、そうだったのか、とまたもや衝撃。何がどうとは言いませんが…。
シーズン2の主人公は、詐欺で捕まって懲役を終えたばかりの男、田胡悠人(市原隼人さん)。筋肉ムキムキだし、言動からは底知れない怖さ、何なら殺気すら漂ってきて、強烈な存在感。詐欺組織でガンガンのし上がっていく。こういう設定では悪人っぽいのが善人と裏読みもできるけど、ワルが似合いすぎ。ボスよりボスっぽいし。
多家良の同僚は現場近くで目撃されていた田胡を追うが、いちいち捜査に横ヤリが入る。誰かが詐欺組織と内通している?という裏切り者探しも盛り上げに一役買っている。
主人公もチェンジし、物語もかなり違うテイスト。大胆な2部構成だけど、こういうのもありですね。残り2話。残された伏線を回収して大団円だろうと予想しつつ、さらなるどんでん返しで、ラストでもう一回驚かせてもらえることにも期待してしまう。(ライター 篠原知存)
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