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「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」10月5日スタート check!ラジオ大阪

産経ニュース / 2024年10月3日 10時0分

「川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選」(ラジオ大阪・TBSラジオ 毎週土曜午後6時~)は、司馬遼太郎の残した傑作短篇作品を、人気声優の朗読でお送りするラジオ番組です。2024年10月から第13期(SEASON 13)に入りました。

第13期は「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」をお送りします。

リスナーに今夏、過去放送された作品から、もう一度聴きたい短篇小説を募集していました。第13期は、その結果をもとに放送作品が決まるプログラムとなっています。

10月5日にスタートするSEASON 13は、11月2日までの全5回。第1作は「軍師二人」(第1期、2012年にオンエアされた朗読の再放送です)」。声優・銀河万丈さんの朗読でお送りします。

radikoのアプリやサイトでは、放送後1週間、タイムフリーで聴くことができます。声と筆との真剣勝負に御期待ください。

「軍師二人」

【あらすじ】

大坂の陣、西軍の中でも突出した将才をもつ二人の軍師、後藤又兵衛と真田幸村の話。

播州の地侍の子と名将、真田昌幸の子息と経歴に違いはあったが、武将たちの中で二人の軍略は突出していた。冬ノ陣の前、地勢から大坂城の南、玉造口が手薄で要塞を築く必要があると二人とも気づいていた。又兵衛は構築を幸村に譲り「真田丸」が完成した。

夏ノ陣前では又兵衛は大坂城本丸から五里、大和境に盛りあがっている小山が運命を決すると言った。河内へ入ってくる敵をここで叩くという。幸村は本丸から一里南の四天王寺周辺が重要という説をとった。

軍議では籠城論と場外決戦論にわかれていたが、又兵衛と幸村は同じ場外決戦論者であった。二人はさんざん議論したが軍議の長・大野治長は戦さが見えなかった…。

【銀河万丈さんコメント】

<作品について>

大坂夏の陣に於ける、西軍、豊臣方の作戦戦法を巡って繰り広げられる、軍議の場面から、物語は始まります。

大坂城落城までの経過が、スピーディーに、淡々と語られる中、二人の天才軍師、後藤又兵衛、真田幸村の個性が、際立ちます。どちらも戦略家としての生涯の終え方は一つの点に重なり合うように思えますが…さて。

<朗読して>

軍議の空気感。これがいいですね。淀君、秀頼の描写などは、控えめなだけに、却って想像力を掻き立てられ、あれこれ想いを巡らせます。そう、読み手のこっちも、軍略家にならねば。

<リスナーへ>

歴史的資料から、登場人物を立体的に浮かび上がらせ、息を吹き込むのは、小説家さんの大魔術です。語り手は、その登場人物たちに、具体的な声やら、動きやら、喋り方やらを勝手に押し付けて、「こんなのどうでしょう?」と遊んでみる訳です。早い話が、自分勝手な押し付けなのですが、これがクセになります。「軍師二人」も、「この次は、こんなのどうでしょう?」と早くもムズムズし始めております。不治の病です。

【銀河万丈(ぎんが ばんじょう)さん プロフィール】

主な出演作品

「機動戦士ガンダム」ギレン・ザビ、「北斗の拳」サウザー、「ランボー」シリーズ ジョン・ランボー、「開運!何でも鑑定団」ナレーション、「クレイジージャーニー」ナレーション、「ビートたけしのTVタックル」ナレーション、「プレバト」ナレーション

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