1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

大阪・箕面市長選 現新3氏が激戦展開 一人一人の横顔は

産経ニュース / 2024年8月20日 18時45分

8月25日に投開票される大阪府箕面市長選には現新3人が立候補し、市政課題について舌戦を繰り広げている。立候補者の横顔を紹介する(届け出順)。

原田亮氏(38)無新

幼少時は正義のヒーローになりたかったが、中学生のときに「世の中を良くしよう」と政治家を志すように。平成23年の東日本大震災発災時、いてもたってもいられず被災地でのボランティア活動に飛び出した。しかし、現地では思うような活動ができず無力感だけが残ったという。「若い人の声を政治に届けなければダメだ」と25歳で市議選に立候補した。

市議、府議を歴任し、箕面市には高いポテンシャルがあることがわかった。「もっと多くの人を呼び込める政策がある」との思いから、市長選に挑戦する決意を固めた。

昨年4月の府議選で落選後は民間企業で働いていたが、「政治の世界に戻ってほしい」という有権者の要望が「とてもうれしかった」と話す。男児2人の父親で、家族とキャンプやゲームなどをする時間で癒やされているという。

上島一彦氏(66)大維現

3月、箕面市まで延伸した北大阪急行。プライベートで乗車した際、地下駅の箕面船場阪大前駅から地上駅の箕面萱野(かやの)駅に向かうと「地上に出た瞬間にパノラマのような風景が広がった」と笑顔で語る。

箕面市で生まれ育ち、幼少時は「周囲に何もない田舎だった」と振り返る。昭和45年の大阪万博が大きな転機になった。新御堂筋が市内まで延び、ベッドタウンとしての注目度が高まった。当時は小学6年で「10回以上は万博会場に行ってすべてのパビリオンを見た」と語り、強烈な記憶に残っている。それだけに2025大阪・関西万博に対する思い入れも強い。

人口約13万人を抱える府内有数の文教都市へと変貌を遂げたことに「とても誇らしい」と語り、「まだ伸びる可能性がある」と力を込める。週1回ペースで長男の自宅を訪問し、孫の顔を見るのが楽しみ。

小林友子氏(76)無新=共推薦

過去の選挙では署名活動やビラ配りなどで候補者を支える活動を行っていたが、「今の市政でいいのか」という思いから初めて立候補する決意を固めた。出馬会見は「とても緊張した」と振り返るが、選挙戦では街頭演説などで市内各地をめぐる。

46年間にわたって府税事務所で勤めあげ、主に法人事業税を担当してきた。中小企業の納税手続きを担当しているうちに「弱い人を助けないといけない」という思いが強くなってきた。

箕面市で暮らして約30年、北大阪急行の延伸など市内の様子は大きく様変わりした。その一方で、再編された市内のバス路線が「不便になった」という声もあがっている。

「まだ開発が進んでおり、これ以上緑を壊すのはやめてほしい。市民の声を生かす政治をしたい」と意気込む。趣味は山歩き、ヨガ、絵手紙。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください