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地元の大阪・松原市に「おめでとう」横断幕 卓球女子単「金」和田なつき選手に市長「お祝いの会を」、卓球仲間「なっちゃん、本当にすごい」 パリ・パラリンピック

産経ニュース / 2024年9月6日 20時24分

パリ・パラリンピック第9日の5日に行われた卓球女子シングルス(知的障害)の決勝で勝利し、金メダルを獲得した和田なつき選手(21)=内田洋行=の地元、大阪府松原市はお祝いムードに沸いた。市は6日、市役所前で掲示していた和田選手の「出場決定!」を祝う横断幕を「金メダル獲得おめでとう」に張り替え、快挙を祝った。

初出場での金メダル。勝利の瞬間、和田選手はガッツポーズし、観客席に向かって何度もお辞儀した。

松原市出身の五輪・パラリンピックのメダリストは、3年前の東京五輪スケートボード女子ストリートで当時13歳と日本史上最年少で金メダリストになった西矢椛(もみじ)選手(17)以来になる。

澤井宏文市長は、同市在住の和田選手の金メダルを獲得に「われわれにとっても誇らしく、うれしい報告」と喜び、世界一になった和田選手に「しっかりお祝いの会をしたい」との考えを示した。

和田選手は昨年10月、中国・杭州でのアジアパラ大会で優勝し、パリ・パラリンピック出場を決めた。

中学時代に卓球を始めた和田選手。ともに卓球を楽しんできた仲間も、初出場初優勝の快挙を喜んだ。

大阪市港区を拠点に練習する車椅子の障害者らの卓球チーム「ファンタジスタ」の谷口智広さん(51)=同市此花区=は「なっちゃんは娘のような子。一緒に僕らについてきて練習し(卓球の)センスがあった」と語り「日本代表になって急成長した。パラリンピックで金メダルは本当にすごい」と喜んだ。

和田選手に「パラリンピックを楽しんでおいでや」と声をかけたといい、帰国したら「重圧の中、よくがんばったね、とねぎらいたい」と話した。

和田選手の所属先でオフィス家具大手の内田洋行(東京)の本社と大阪支店では、大久保昇社長や社員有志らがインターネット中継で5日夕方の準決勝を観戦した。

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