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甲子園球場が100歳に 先の大戦の証人…震災も乗り越え「夢」育む

産経ニュース / 2024年8月1日 7時59分

春夏の高校野球全国大会の舞台であり、プロ野球阪神の本拠地である甲子園球場(兵庫県西宮市)が1日、開場100年の節目を迎えた。大正13(1924)年に「甲子園大運動場」としてオープン。第10回全国中等学校優勝野球大会(現全国高校野球選手権大会)が開かれ、大観衆を集めた。1日には記念式典が実施され、プロ野球阪神元監督の吉田義男さんと巨人の元エース、堀内恒夫さんによる始球式などが行われる。

先の大戦の証人でもある。「大鉄傘(だいてっさん)」と呼ばれたスタンドの屋根は昭和18年に軍への金属供出のため解体。20年にグラウンドはイモ畑にもなった。平成7年の阪神大震災ではグラウンドに亀裂が走った。

甲子園球場はそれでも力強く復興し続け、球児の夢を育み、宿敵巨人との「伝統の一戦」など数々のドラマを生んできた。

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