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「次こそ金」アーチェリー古川選手ら抱負、悲願へ近畿大が壮行会 世耕理事長「金欲しい」 パリ五輪・パラリンピック2024

産経ニュース / 2024年7月1日 19時19分

26日開幕するパリ五輪や8月のパリパラリンピックに向け、近畿大(大阪府東大阪市)は1日、本部がある東大阪キャンパスで出場が決まった学生やOBらを激励する壮行会を開いた。昭和39年の東京五輪以降、近大関係者60人が出場した過去の五輪・パラでの最高成績は銀メダル。近大にとっても今回のパリで「次こそ金メダルを」と悲願達成に期待する声があがった。

「声援が力になる。プレッシャー(重圧)を力に変え、後悔のないパフォーマンスで(東京2020後に決めた)目標の金メダル獲得を目指し、頑張りたい」

パリで日本勢最多タイの五輪6大会連続出場となるアーチェリー男子、古川高晴選手(39)=近大職員=が出場選手を代表し、自身も近大も残された課題となった「金」を射抜く覚悟を宣言した。20年前のアテネで初出場し、12年前のロンドンで個人銀メダル、3年前の東京で個人、団体と2個の銅メダルを獲得した。日本選手団の手本となるレジェンド的な存在だ。

同じアーチェリーの後輩で、ともに五輪初出場になる中西絢哉(じゅんや)選手(24)=シーアール物流=は「五輪でしっかりアピールしたい」と語り、女子の野田紗月選手(24)=ミキハウス=も「メダル獲得へ頑張りたい」と意気込んだ。

こうした選手らの決意表明に、近大の世耕弘成理事長(参院議員)は「メンタル(精神力)が強い古川選手にアドバイスをもらい、持てる力を思いっきり発揮してほしい」と激励。近大出身者に金メダリストがいないことに触れ「(金が)1個欠けているんですね。金(きん)が欲しい」と期待した。

OBからはロンドン五輪の競泳男子200メートル背泳ぎ銀など3個のメダルを獲得した入江陵介さんがビデオメッセージで「やることを見失わずに」と激励した。

近大によると、1日時点でパリ五輪・パラリンピックに出場が内定した近大関係者は9人(モンゴル代表1人含む)。他競技で出場者が「今後増える可能性もある」(近大)という。

五輪アーチェリー以外の近大関係者の出場予定者は以下の通り。

五輪アーティスティックスイミングの安永真白(24)=岡三リビック、木島萌香(24)=アース製薬=の両選手▽同競泳の谷川亜華葉(あげは)選手(21)=3年▽同トランポリンの西岡隆成選手(20)=3年▽同柔道女子78キロ級モンゴル代表のオトゴンバヤル・フスレン選手(19)=2年▽パラリンピック水泳の南井暎翔(みない・あきと)選手(21)=4年。

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