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ハリス、バイデン両氏が実績アピール 出馬辞退後初の同時登壇、トランプ氏に対抗

産経ニュース / 2024年8月16日 10時29分

【ラーゴ(メリーランド州)=坂本一之】11月の米大統領選に出馬する民主党のハリス副大統領は15日、東部メリーランド州ラーゴの集会でバイデン大統領と演説し、薬価引き下げを通し医療負担の軽減を推進する方針を示した。7月にバイデン氏が出馬辞退を表明後、両氏がそろって登壇するのは初めて。両氏は低・中所得層を重視する姿勢を強調し、共和党大統領候補のトランプ前大統領との違いを訴えた。

バイデン、ハリス両氏は、薬価引き下げに関する製薬会社との協議がまとまったことを発表する集会を開催。高齢者向け公的保険メディケアの利用者が服用する10種類の薬価が大幅に引き下げられると有権者にアピールした。

ハリス氏は演説で「われわれは今日、次の一歩を踏み出す」と述べ、医療負担の軽減を進めていく姿勢を示した。

バイデン氏は、トランプ氏が「大統領時代に2兆ドル(約300兆円)の減税を富裕層に実施した」と指摘。富裕層を優遇するトランプ氏らによって医療負担が拡大する恐れがあるとし、ハリス氏への支持を訴えた。

薬価引き下げを重要施策に掲げてきたバイデン氏は、成果発表の場にハリス氏を同席させることで同氏の支持拡大を後押しした。バイデン氏は19日開幕の民主党全国大会でも演説する見通しで、ハリス氏の後見人としてトランプ氏の返り咲き阻止を図る考えだ。

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