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米長官、ガザ戦闘の終結求める イスラエル軍の攻撃でポリオ接種延期

産経ニュース / 2024年10月23日 17時54分

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルを訪問したブリンケン米国務長官は23日、イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者シンワール氏が殺害されるなどして打撃を受けたとし、「(イスラエルは)こうした成功を永続する戦略的な成功に向けるときだ」と記者団に述べ、パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結を求めた。

ブリンケン氏は22日、イスラエルでネタニヤフ首相やガラント国防相らと会談した。ロイター通信によると、ガザへの支援物資の搬入が滞って人道危機が深刻化している問題でも、ネタニヤフ氏に改善を求めた。ブリンケン氏は23日、次の訪問国であるサウジアラビアに到着した。

イスラエル軍は23日もガザで攻撃を続けた。世界保健機関(WHO)は激しい爆撃で多数の住民が避難したため、ガザ北部で開始予定だったポリオ(小児麻痺)のワクチン接種の実施を延期すると決めた。軍は今月初めから北部ジャバリヤ周辺を包囲して新たな作戦を開始し、ガザ当局は少なくとも650人が死亡したとしている。

ロイターは23日、イスラエル軍が過去48時間にレバノン南部で親イラン民兵組織ヒズボラの司令官3人と戦闘員約70人を殺害したと述べたと伝えた。

軍は22日、ナスララ師の死亡に伴いヒズボラの後継指導者と目されたサフィエディン師の死亡を確認した。今月上旬に首都ベイルート周辺を空爆した際、同師を狙ったとの観測が出ていた。軍は23日もレバノン南部などで攻撃を続けているもようだ。

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