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トランプ氏「偉大な4年間始めよう」 大統領候補指名受諾演説 銃撃後初、国民の結束訴え

産経ニュース / 2024年7月19日 12時14分

18日、米共和党大会で指名受諾演説をするトランプ前大統領=ウィスコンシン州ミルウォーキー(AP)

【ミルウォーキー=平田雄介】11月の米大統領選に向け、共和党が中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の全国大会は18日(日本時間19日午前)、最終日の4日目を迎え、大統領候補に正式指名されたドナルド・トランプ前大統領(78)が指名受諾演説を行った。トランプ氏の演説は13日の銃撃で右耳を負傷してから初めて。

トランプ氏は、右耳にガーゼのようなものをあてて登壇。大統領選での勝利と共に「米国史上、最も偉大な4年間を始めよう」と呼びかけ、聴衆は大歓声で応えた。

銃撃を受けて、トランプ氏は準備していた指名受諾演説を改稿した。党派対立をあおる攻撃的な表現を和らげ、米国と国民の「結束」を促すことを重視。支持者が見守る中、「あらゆる人種や、宗教、肌の色、信条を持つ市民のために安全、繁栄、自由の新時代を立ち上げる」と約束。「米社会の不和と分裂は癒されなければならない」と強調し、「米国の半分ではなく、米国全土の大統領になるために立候補している」と述べた。

不法移民が流入する国境危機や国民を苦しめるインフレのほか、ウクライナや中東での戦争を「終わらせる」と断言。副大統領候補のバンス上院議員(39)と共に、「米国第一」を信条とする政権を復活させる考えだ。

党全国委員会は、事件2日後の15日に始まった大会のプログラムを計画通りに進め、政治暴力に屈しない姿勢を示した。

会場内の大型モニターには、銃撃を受けて血を流すトランプ氏が拳を突き上げ、「戦え、戦え、戦え」と聴衆を鼓舞する姿が映し出され、党内の結束はさらに強まった。

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