米国務長官、NATO事務総長と電話会談 負担の分担話し合う

【ワシントン＝塩原永久】米国務省は23日、ルビオ長官が北大西洋条約機構（NATO）のルッテ事務総長と22日に電話会談したと発表した。ルビオ氏は、トランプ大統領が外交政策で直ちに取り組む重点課題について説明。NATOへの米国の関与を再確認した。

トランプ氏はNATO加盟国の国防費引き上げを求めている。国務省によるとルビオ氏とルッテ氏は、「真の負担分担」について話し合った。

ロシアによるウクライナ侵略を終結させる重要性についても議論した。欧州とインド太平洋地域をまたいだ協力を、さらに拡大していく必要性について一致した。