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トランプ氏、米議会襲撃事件の服役囚ら1500人に恩赦 係争中の全案件取り下げも指示

産経ニュース / 2025年1月21日 17時13分

トランプ米大統領は20日、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件で訴追された支持者らに恩赦を与えると発表した。トランプ氏によると、恩赦の対象は約1500人。事件の首謀者として長期刑を言い渡された14人も減刑され、早期に釈放される。

トランプ氏はまた、事件絡みで係争中の全案件を取り下げるよう司法当局に指示した。事件は20年大統領選でのバイデン前大統領の勝利を認めないトランプ氏の支持者が起こした。議事堂を守る警察官ら約140人が暴行を受け、トランプ氏の支持者を含む4人が死亡した。

トランプ氏は敗北を認めず、支持者を擁護し、再選した場合の恩赦を公言してきた。バイデン氏ら民主党側は反対。トランプ氏は20日、服役囚らは「人質で、たたきのめされてきた」と述べた。

これに対し、事件当時の下院議長ペロシ議員(民主党)は「米国の司法制度や議会、憲法を守って傷ついた英雄たちに対する侮辱だ」と交流サイト(SNS)に投稿した。

他方、バイデン氏は20日の退任を前に、トランプ氏を批判したり、対立したりした人々に対し、刑事訴追から守る「予防的恩赦」を与えた。対象にはバイデン氏の家族5人のほか、新型コロナ対策を主導したファウチ博士、米軍統合参謀本部議長を務めたミリー氏らが含まれる。

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