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愛想のよいトランプ氏 米大統領選テレビ討論会で記者に見せた表情 ポトマック通信

産経ニュース / 2024年10月4日 7時0分

テレビ討論会後に報道陣の前に現れ、質問に応じる共和党候補のトランプ前大統領=9月10日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(坂本一之撮影)

米大統領選で9月10日に開かれた民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領によるテレビ討論会を取材した。

開催地は東部ペンシルベニア州フィラデルフィア。記者たちは実際の討論会場には入れず、近くの会議場に巨大な作業スペースが用意された。

討論をじかに見ることはできなかったが、両陣営の幹部や議員らがメディアにコメントをする「Spin Room(スピンルーム)」と呼ばれる場所があり、質問をして話を聞くことができた。

ただ、スピンルームは討論会の報道が自陣営に好意的になるよう発言する陣営幹部や、選挙戦への貢献をアピールしたい議員らの思惑が渦巻く場所でもある。本音を引き出したい記者たちとの戦いが繰り広げられていた。

するとスピンルームに討論会を終えたトランプ氏が突如、現れた。コメントを取ろうとメディア側で質問合戦が始まり、周りの迷惑を無視して大声で呼びかけ続ける記者もいた。

混乱するメディアとは対照的に、トランプ氏は余裕の表情で記者の質問をいなし、「最高の討論」だったと語るなど勝利をアピールしていた。その愛想のよさは、選挙集会でメディアを「フェイクニュースだ」と罵倒し支持者を熱狂させる姿と全く違っていた。(坂本一之)

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