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クリスマスツリーの後始末 動物のおやつ、木材チップ再利用…「食べないで」異例の警告も アイ・ラブ・ニューヨーク

産経ニュース / 2025年1月24日 7時0分

少し前までクリスマスツリーだったであろう若木。ニューヨークの路上のゴミ箱の脇にポツンと置かれていた(本間英士撮影)

日本で年末年始によく見る木といえば正月飾り用の松。ここニューヨークではクリスマスツリーに使用されるモミやトウヒなど針葉樹の若木だ。欧米ではクリスマスに本物の若木を飾る習慣があると聞いてはいたが、シーズン終了後に路上やゴミ捨て場にドカドカ捨てられている光景を見て、正直ギョッとした。あまりにもったいないのでは…。

米メディアによると、ツリーの再利用方法として、動物園のヤギなどのおやつにしたり、木材チップに加工して公園などに敷いたりするらしい。ただ、エコではないという問題意識はやはり欧米でもあるようだ。

環境意識が高いベルギー北部の都市ヘントは「ツリーを食べよう」と市のサイトで呼び掛け、針葉をバターなどで調理する方法を紹介した。だがツリーには農薬が使われている可能性があり、同国当局は「食べないで」と火消しに奔走。世界のメディアに笑い話として報じられてしまった。

先日までツリーだった若木は、1月下旬の今も時折まだ路上でひっそりと見かける。地元の人によると、若木を飾ると部屋が爽やかな香りに包まれ、クリスマスシーズンの到来を実感するのだという。当地の文化をまだよく知りもしないのに、後始末がどうこうとか言うのも野暮(やぼ)か。今年の師走は自分も本物を飾ってみようと思う。(本間英士)

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