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「トランプ氏は半導体を中国に売った」「ウクライナ支援、慈善事業でない」ハリス氏発言録

産経ニュース / 2024年11月7日 11時30分

米大統領選で民主党候補のハリス副大統領(60)は共和党候補のトランプ前大統領(78)への敗北を認め、「平和的な政権移行に協力する」と表明した。ハリス氏を巡っては、当初再選を目指したバイデン大統領が7月に撤退表明し、急ピッチで選挙戦を展開。融和的な姿勢をアピールして、好戦的なトランプ氏との差別化を図ったが、及ばなかった。選挙期間中に飛び出した「ハリス節」をまとめた。

・「(大統領選での敗北を)受け入れなければならない」「平和的な政権移行に協力する」(11月6日、ワシントンで敗北宣言)

・「(2021年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を巡って)トランプはホワイトハウスのテレビで事件を(阻止することもなく)見ていた」(10月29日、ワシントンのホワイトハウス前での演説で)

・「共和党、民主党を問わない大統領になる」(10月3日、ウィスコンシン州での演説で)

・「ウクライナ支援は慈善事業でなく、米国の戦略的利益」(9月26日、ゼレンスキー氏との会談を前に)

・「彼が深刻なけがをしていないことに安どしている。彼と彼の家族、そして、銃撃によって負傷し、影響を受けたすべての人々のために祈っている」(9月13日、2度目となるトランプ氏の暗殺未遂事件を受けた声明で)

・「トランプ氏は大統領在任中に米国製半導体を中国に売り、中国が軍備の増強と近代化を進めるのを助けた」(9月10日、ペンシルベニア州フィラデルフィアでのテレビ討論会で)

・「高い希望の下で国民を結束させる大統領になる」「分断と決別し、前に進むため新たな道を切り開くチャンスになる」(8月22日、民主党全国大会での指名受諾演説で)

・「億万長者や大企業の支援に頼っている」(7月23日、ウィスコンシン州での選挙集会で、トランプ氏に対し)

・「トランプ氏を打ち破るため全力を尽くす」(7月21日、バイデン大統領の大統領選撤退表明を受けた声明で)

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