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米インド太平洋軍司令官、南シナ海でフィリピン船護衛の可能性に言及「合理的な選択肢だ」

産経ニュース / 2024年8月28日 9時29分

【ワシントン=坂本一之】米インド太平洋軍のパパロ司令官は27日、訪問先のフィリピンで、南シナ海で中国が妨害行為を続けるフィリピン船の補給任務に関し、米国船が護衛することは可能だとの認識を示した。ロイター通信などが報じた。

パパロ氏は記者団に対し「米比相互防衛条約において一方の船を他方の船が護衛することは合理的な選択肢だ」と述べた。両国の協議を前提としつつ、南シナ海で米国船がフィリピン船を護衛する可能性に言及した。

同席したフィリピン軍のブラウナー参謀総長は自国による任務遂行を掲げつつ、状況に応じて「他の選択肢」を検討する姿勢を示した。

米国防総省のライダー報道官は27日の記者会見で、中国の南シナ海における妨害行為を指摘した上で「米比同盟へのわれわれのコミットメントは揺るぎない」と述べた。

南シナ海では今月19日、サビナ礁付近で補給任務のため航行していたフィリピン沿岸警備隊の巡視船と中国海警局の船が衝突。フィリピンの巡視船の側面に直径1・1メートルの穴が開くなど緊張が高まっている。サビナ礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内に位置するが、中国が領有権を主張している。

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