1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 欧米

米共和党大会、トランプ氏を大統領候補に正式指名 副大統領候補はバンス上院議員

産経ニュース / 2024年7月16日 7時26分

【ミルウォーキー=大内清】11月の米大統領選に向けた共和党の全国大会が15日、4日間の日程で中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開幕し、政権返り咲きを狙うトランプ前大統領(78)が代議員票の圧倒的多数を獲得して大統領候補に指名された。トランプ氏は同日、選挙戦のランニングメート(伴走者)となる副大統領候補にJ・D・バンス上院議員(39)=オハイオ州選出=を指名。大会もこれを承認し、正副大統領候補が確定した。

トランプ氏が共和党の候補者指名を獲得したのは、初当選した2016年、民主党のバイデン現大統領(81)に敗れた20年に続き3度目。

13日に東部ペンシルベニア州での選挙集会で発生したトランプ氏への銃撃事件を受け、大会は厳戒態勢の中で行われた。

トランプ氏は15日、バンス氏指名を明らかにした交流サイト(SNS)への投稿で、バンス氏の海兵隊での従軍経験やビジネス界で成功した経歴を称賛し、「副大統領として憲法のために闘い、軍とともに立ち、米国を再び偉大にするのを助けるためにあらゆることをする」人物だと指名理由を説明した。

バンス氏は白人労働者層の貧困家庭から海兵隊勤務を経て名門エール大に進学した苦労人。16年に出版した自叙伝『ヒルビリー・エレジー』はベストセラーとなった。22年中間選挙で当選したばかりの一期目ながら、一定の知名度があることや、トランプ氏の長男ジュニア氏と親密であることが指名を後押ししたとみられる。トランプ氏には、自身が掲げる「米国第一」路線を継承する次代のリーダーとして育成する狙いもありそうだ。

バンス氏は同日、オハイオ州シンシナティの自宅から妻のウシャさんとともに全国大会の会場へ駆けつけ、自身の指名承認手続きを見守った。

一方、バイデン氏は15日、遊説先の西部ネバダ州で記者団に、バンス氏は「トランプ氏のクローンだ。違いが見えない」と語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください