APECの集合写真で後列のバイデン氏に米紙「スーパーレームダック」 習氏は前列中央

アジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議の集合写真撮影。中国の習近平主席が前列中央近くに陣取ったのに対し、バイデン米大統領は後列右から2人目に立っている＝16日、ペルー・リマ（AP）

ペルーの首都リマで開かれたアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議の閉幕に合わせた16日の集合写真撮影で、バイデン米大統領は後列のタイとベトナムの首脳の間に存在感なく立った。中国の習近平国家主席が前列中央の開催国ボルアルテ大統領の隣に陣取ったのと対照的だ。

来年1月で退任するバイデン氏について、米大衆紙ニューヨーク・ポストは「国内でも世界の舞台でもますます重要性を失っていることから、スーパーレームダック（超死に体）というあだ名が付けられている」と報じた。

石破茂首相はフジモリ元大統領の墓参りに訪れた後、交通渋滞に巻き込まれて写真撮影に間に合わなかった。