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トランプ氏とプーチン氏、近く電話会談か 米次期補佐官、ウクライナ兵力不足を問題視

産経ニュース / 2025年1月13日 8時43分

【ワシントン=塩原永久】トランプ次期米大統領の大統領補佐官(国家安全保障問題担当)となるウォルツ下院議員は12日放送の米ABCテレビで、トランプ氏とロシアのプーチン大統領が近く電話会談する見通しだと述べた。準備作業が進められており、「数日から数週間」以内に実現する見込みだとした。

トランプ氏は7日の記者会見で「プーチン氏が会いたがっている」と話し、会談に前向きな姿勢を示していた。ただウォルツ氏は、具体的な会談の枠組みは固まっていないとも説明した。

トランプ氏はロシアによるウクライナへの侵略戦争を早期に終結させたい意向だ。ウォルツ氏は番組で、「相手方との関係構築と対話が成り立たない限り、(休戦に向けた)取引に入ることはできない」と指摘。そうした環境整備を今後数カ月内に進めるとした。

ウォルツ氏は戦争を外交的に終結させる必要があると強調した。一方、クリミア半島を含むウクライナの国土から「すべてのロシア人を追い出すというのは現実的ではない」とも話し、露軍の占領地を残した形で休戦協議を進める譲歩が必要だとの立場を示唆した。

トランプ次期政権はウクライナへの軍事物資を含む支援継続に慎重な姿勢を示している。

ウォルツ氏は番組で、ウクライナ政府による徴兵が不十分だとの認識を表明。同国政府に兵力不足の問題に対処するよう求める方針であることを明らかにした。徴兵年齢を引き下げれば多数の新兵を投入できると指摘。米国による支援供与の前に、ウクライナが兵力不足の問題に対処し、戦線を安定させる必要があるとの認識を示した。

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