トランプ氏、ニューオーリンズの事件で全面的支援を表明 「犯罪率はかつてないレベル」

【ワシントン＝坂本一之】トランプ次期米大統領は1日、南部ルイジアナ州ニューオーリンズで群衆に車が突っ込んだ事件を受け、「米国の犯罪率はかつてないレベルにある」と述べ、20日の政権発足に合わせて事件現場となったニューオーリンズを支援していく考えを表明した。自身の交流サイト（SNS）で述べた。

トランプ氏はSNSで、「私たちの心は罪のない全ての犠牲者とその愛する人たちと共にある」と語り、哀悼の意を表した。

また、「ニューオーリンズがこの悪の行為を調査し、立ち直ることをトランプ政権は全面的に支援する」と述べ、大統領就任後に政権として対応することを約束した。

事件は、ニューオーリンズの繁華街で新年を祝うため集まっていた人たちに車が突っ込み、10人が死亡した。米連邦捜査局（FBI）は「テロ行為」として捜査している。