中絶巡る米10州の住民投票 擁護派7州で勝利、3州で敗北 大統領選に合わせ実施
産経ニュース / 2024年11月8日 10時3分
【ワシントン=平田雄介】AP通信は7日までに、米大統領選に合わせて10州で実施された人工妊娠中絶に関する住民投票で、中絶擁護派が西部アリゾナなど7州で勝利し、中西部サウスダコタなど3州で敗れたと伝えた。ロイター通信によると、同種の住民投票での擁護派の敗北は、連邦最高裁が2022年に中絶権を認めた判決を覆し、その可否を各州の決定権に委ねてから初めてという。
擁護派が敗れたのは他に南部フロリダと中西部ネブラスカ。中絶を巡りサウスダコタは原則禁止、フロリダは妊娠6週目より後の原則禁止、ネブラスカは妊娠12週目より後の原則禁止を続けることになる。
他方、大統領選を左右すると目された激戦州のアリゾナとネバダを含む7州では勝利した。民主党には擁護派が積極的に住民投票に出向くことで大統領選での得票が増えるとの期待があったが、敗北した党候補のハリス副大統領はアリゾナとネバダでも劣勢となっている。
ほかに擁護派が勝利したのは東部のニューヨークとメリーランド、西部のコロラドとモンタナ、中西部ミズーリの各州。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
米国10州で人工妊娠中絶に関する住民投票、アリゾナ州など7州で権利拡大(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月19日 0時15分
-
中絶が焦点となった米33州最高裁公選、結果はまちまち
ロイター / 2024年11月7日 11時55分
-
米10州で中絶の権利巡る住民投票、フロリダは否決 アリゾナ可決へ
ロイター / 2024年11月6日 14時56分
-
アメリカ大統領選最終盤、勝敗決める激戦州はどんな場所? 争点をおさらい、ホワイトハウスの主になるのは誰だ
47NEWS / 2024年11月4日 10時0分
-
米大統領選に合わせ10州で人工妊娠中絶に関する住民投票実施(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月31日 11時20分
ランキング
-
1レバノン東部空爆47人死亡 イスラエル、ヒズボラ停戦交渉中
共同通信 / 2024年11月22日 7時13分
-
2イスラエル首相らに逮捕状、ICC ガザで戦争犯罪容疑
ロイター / 2024年11月22日 3時50分
-
3アイスランドで火山がまた噴火 この1年で7回目
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 8時36分
-
4【トランプ圧勝後の国際情勢を石平氏が分析】アメリカの“中国潰し”で習近平政権が“媚日”を図る可能性 日本に求められるのは“戦略的傍観”
NEWSポストセブン / 2024年11月22日 7時15分
-
5北朝鮮軍高官がロシアで負傷か 西部クルスク州、米紙報道
共同通信 / 2024年11月22日 6時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください