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米議会がトランプ氏勝利を認定 就任初日に大統領令連発へ 議会襲撃4年

産経ニュース / 2025年1月7日 6時40分

【ワシントン=坂本一之】米連邦議会は6日、上下両院合同会議で2024年大統領選の結果を確定し、共和党のトランプ氏が勝利したと公式に認定した。トランプ氏は第47代大統領として20日に就任し公約実現に向け初日から多数の大統領令を出す方針だ。4年前は20年大統領選での不正を主張したトランプ氏の支持者らが議会を襲撃する事件が起きたが、今回は混乱なく大統領選の最終手続きを終えた。

合同会議では大統領選で敗れた民主党のハリス副大統領が上院議長として進行役を務め、トランプ氏の当選を宣言。共和党のバンス上院議員の副大統領当選も確定した。

大統領選は人口に基づき各州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人計538人の過半数270人を獲得した候補が当選する。確定結果はトランプ氏が312人で、ハリス氏は226人だった。結果に異議を訴える声はなく、ハリス氏は同会議後、「平和的な権力移行は民主主義における最も重要な柱の1つだ」と述べた。

トランプ氏は会議に先立ち、自身の交流サイト(SNS)で「議会は偉大な大統領選の勝利を認定する。大事な瞬間だ」と強調した。就任初日にトランプ氏は不法移民・国境問題やエネルギーなどに関する多数の大統領令に署名する見込み。さらに、4年前の議会襲撃事件で訴追された支持者らを恩赦する考えも示している。

トランプ氏は20年大統領選での敗北後、「大規模な不正があった」と主張し続け、21年1月6日に支持者たちが選挙結果を覆そうと、勝者を認定する上下両院合同会議が開かれていた議会を襲撃した。議会襲撃事件を巡っては、トランプ氏に対する起訴を特別検察官が昨年11月に取り下げている。

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