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トランプ氏、マスク氏と対談しハリス氏批判展開 Xの障害で開始遅れるも親密ぶりアピール

産経ニュース / 2024年8月13日 17時23分

【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領が12日、実業家のイーロン・マスク氏と対談した。マスク氏が所有するX(旧ツイッター)を通じてライブ公開された。開始が大幅に遅れる障害に見舞われたが、対談を通じてトランプ氏はマスク氏との親密ぶりをアピール。民主党候補のハリス副大統領を「急進左派」と呼び、バイデン政権下での記録的な不法移民流入の責任を追及した。

トランプ氏は、不法移民流入と凶悪犯罪の増加を結びつけ、現政権下で移民問題を担当するハリス氏を糾弾。また、電気自動車(EV)大手テスラなど数々の起業に成功したマスク氏に「最近アメリカンドリームは聞かれなくなった」と語りかけ、現政権下で米経済は停滞したとも主張した。

マスク氏は7月13日、トランプ氏が東部ペンシルベニア州の選挙集会で銃撃を受けた直後に、大統領候補として同氏を支持すると正式表明した。トランプ氏は対談中、マスク氏の支持を「大変光栄だ」と再三述べて謝意を表した。

トランプ氏はこの日、対談に先立ち、「楽しもう」などと自身のXへの投稿を約1年ぶりに再開。勢いに乗るハリス氏に米メディアの視線が集中するなか、現状に焦ったトランプ氏がXでの対談を通じた発信力の強化によって挽回を狙ったとみられる。ハリス氏が候補としてメディアのインタビューに応じていないとも批判した。

マスク氏もXの投稿で対談を「台本も議題の制限もない」と事前にアピール。しかし、開始が約40分遅れ、大勢のユーザーが当初視聴できなかった。マスク氏は「サイバー攻撃を受けた」と主張したが、真偽は不明。結局、対談は約2時間にわたって行われ、Xによると視聴者数は一時130万人を超えた。

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