中国が米輸入品に最大15%の追加関税 米への報復措置 独禁法違反でグーグルへの調査も
産経ニュース / 2025年2月4日 14時40分
【北京=三塚聖平】中国政府は4日、米国からの輸入品の一部に対して最大15%の追加関税を課すと発表した。石炭や液化天然ガス(LNG)が対象で、今月10日から実施する。トランプ米政権が中国からの輸入品に10%の追加関税を発動したことへの報復措置。米中両国は制裁合戦に再び突入した。
中国政府の発表によると、追加関税は「関税法」などに基づいて実施する。原油や農業機械などには10%の追加関税を課すとしている。
中国政府は、米側が関税合成麻薬「フェンタニル」の米国への流入問題などを挙げて追加関税を決めたことに対し、「世界貿易機関(WTO)のルールに著しく違反している」と批判した。米側の措置を「自国の問題解決のためにならないだけでなく、中国と米国の正常な経済・貿易協力を損なう」と強調した。
中国の独禁当局に当たる国家市場監督管理総局は同日、米IT大手グーグルに対して独禁法違反の疑いで調査すると発表した。米政府の制裁措置には触れていないが、報復措置の一環である可能性がある。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
訂正中国、米に最大15%の報復関税 グーグル独禁法調査や輸出規制も
ロイター / 2025年2月4日 16時18分
-
中国、米輸入品に最大15%関税 報復措置か、グーグル調査も発表
共同通信 / 2025年2月4日 16時12分
-
中国、米に追加関税など対抗措置を発表 米の対中10%追加関税の措置受け
日テレNEWS NNN / 2025年2月4日 16時7分
-
中国側が“トランプ関税”に「報復措置」 石油や液化天然ガスに最大15%
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月4日 15時49分
-
中国独禁当局、グーグルに対する調査開始 米への対抗措置か
ロイター / 2025年2月4日 15時28分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください