米大統領、NATO事務総長と会談 国防費目標で23カ国達成へ
産経ニュース / 2024年6月18日 8時39分
【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領と北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は17日、米ワシントンで7月に開催するNATO首脳会議に向けて、ホワイトハウスで会談した。ストルテンベルグ氏は国防費を国内総生産(GDP)比2%以上に増やす目標に関し加盟32カ国のうち23カ国が今年、達成すると述べ、バイデン氏が歓迎した。
両氏はNATO加盟国による国防費増額について議論し「重要な進展」と評価。ウクライナ支援や、インド太平洋地域の友好国を含め連携強化を進めていく方針を確認した。
ストルテンベルグ氏は7月の首脳会議に関し、ウクライナへの兵器や訓練の支援でNATOが主導的な役割を果たすことに合意し、「ウクライナへの財政支援、軍事支援を強化することで一致する」との見通しを明らかにした。
バイデン氏は2023年にフィンランド、今年はスウェーデンがNATOに正式加盟し欧州の集団防衛体制が強化されたことを歓迎。「われわれはロシアのさらなる侵略を抑止している」と指摘し、加盟国などによる連携強化の重要性を強調した。
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