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討論会前日もハリス氏とトランプ氏が批判合戦「たくさん嘘をつく」「急進的左翼の愚か者だ」

産経ニュース / 2024年9月10日 8時54分

【ワシントン=坂本一之】米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領(59)は9日放送のラジオ番組で、共和党候補のトランプ前大統領(78)が10日のテレビ討論会で「噓をつく」と批判し、人格攻撃などにも備えて討論会に臨む考えを示した。トランプ陣営もハリス氏を「急進的左翼の愚か者」と呼ぶなど、討論会に向け批判合戦を繰り広げている。

ハリス氏は事前収録されたラジオ番組のインタビューで、討論会で「トランプ氏は真実ではないことをたくさん話すだろう」と主張。「トランプ氏が米国民のためでなく自身のために戦う傾向がある」ことをあぶり出す戦略を語った。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、ハリス氏はホテルに討論会の模擬舞台を用意して練習を重ねるなど周到な準備で論戦に臨む。

一方、トランプ陣営は9日に発表した討論会に関する声明で、ハリス氏について「現職の副大統領として米経済に与えたダメージを説明しなければならない」と述べ、記録的な物価高騰を招いた責任を追及する方針だ。

ハリス氏が今回の選挙戦で打ち出した減税や住宅購入支援策などを踏まえ、「(副大統領在任中の)3年半の間になぜ実施しなかったのか話さなければならない」とも指摘。有権者の関心が高い経済問題でハリス氏の失政を印象付ける考えだ。

討論会は、相手の発言中はもう一方のマイクの音を消して行われる。

ニューヨーク・タイムズが8日発表した世論調査では、トランプ氏の支持率が48%で、ハリス氏を1ポイント上回り、7月下旬の調査から大きな動きはなかった。

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