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米民主党の大統領候補者選び 8月の党大会までの一本化が焦点

産経ニュース / 2024年7月22日 19時38分

【ニューヨーク=平田雄介】民主党のバイデン米大統領の大統領選撤退表明を受け、同党は共和党候補のトランプ前大統領と戦う後継候補選出に向けた作業を進める。正式に候補が指名されるのは、8月19~22日に中西部イリノイ州シカゴで開催する党全国大会。それまでに候補が一本化できるかが焦点だ。

バイデン氏が後継に指名したハリス副大統領が正式に大統領候補となるには、全米各地から選ばれた代議員約4700人の過半数の支持を得る必要がある。

AP通信によると、バイデン氏が予備選や党員集会の勝利を通じて、支持を得た代議員は3896人で、半数を大きく超える。ただ、党規則上、バイデン氏を支持した代議員がハリス氏を推す義務はない。ハリス氏はまず代議員の支持を取り付ける必要がある。

現在、ハリス氏の対抗馬となる可能性があるのは、5月に民主党を離党して無所属となった穏健派のジョー・マンチン上院議員(76)だ。米CNNテレビは21日、マンチン氏が復党し、指名レース参戦を検討していると報じたが、党内での支持基盤は脆弱(ぜいじゃく)で、ハリス氏の優勢は揺るがないとみられている。

だが、党全国大会までに指名候補を一本化できなかった場合、「オープン・コンベンション(開かれた党大会)」と呼ばれる形式に移行する。特定の候補が過半数を得るまで代議員が議論し投票を続ける仕組みで、議事が混乱すれば、党内の不一致が顕在化することとなる。

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