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52歳女性、アジア1000キロを12日間で単独走破 過酷マラソン「中高年も挑戦を」

産経ニュース / 2024年6月17日 11時52分

6月5日、シンガポールでゴールを切ったナタリー・ダウさん(中央)=本人のフェイスブックから

オーストラリア出身の女性ランナー(52)が今月、東南アジアのタイからシンガポールまで3カ国1000キロを12日間で単独走破した。ウルトラマラソンのギネス世界記録として申請するという。

この女性は、シンガポール在住のスポーツインストラクター、ナタリー・ダウさん。今回のウルトラマラソンは「42・195キロのフルマラソンを毎日2度走る」という過酷な企画で、5月25日にタイ南部を出発した。マレーシア経由で南下し、6月5日にシンガポールでゴールを切った。

完走後、ダウさんは地元テレビのインタビューで「とにかく暑かった。日中は食欲がなくなるので、涼しい時間帯にカロリーを詰め込み、乗り切った」と振り返った。日中の気温は35度を超えるため、途中で深夜マラソンに切り替えたという。1日の睡眠時間は2、3時間。路上で野犬に追われたこともある。血尿や腰痛にも悩まされた。

ダウさんは「中高年女性の私が成し遂げたことで、挑戦はいくつになってもできるのだと知ってほしい。自分の可能性を阻むのは、思い込みだけだ」とも訴えた。今回のウルトラマラソンは女子教育支援のチャリティー募金活動で、3万7千米ドル(約580万円)を集めた。(三井美奈)

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