頼清徳総統、米ハワイとグアムに立ち寄りへ 台湾メディア報道
産経ニュース / 2024年11月28日 19時9分
【台北=西見由章】台湾の頼清徳総統が、就任後初外遊となる太平洋島嶼(とうしょ)国3カ国への訪問で、米ハワイ州と米領グアムに立ち寄ることが28日分かった。台湾の中央通信社が総統府関係者の話として伝えた。
同社によると、頼氏は30日午後に出発し、ハワイで2泊する。その後は3日にマーシャル諸島、4日にツバルを訪問した後、グアムで1泊し、5日にパラオを訪れるという。
台北の政治研究者は、頼氏の立ち寄り先が米本土ではないものの「米軍が重要な基地を置くハワイとグアムへの訪問は意義がある」と指摘した。
一方、中国で台湾政策を主管する国務院(政府)台湾事務弁公室の報道官は17日の記者会見で、米国立ち寄りは「外国を利用して台湾独立を図る行為だ」として、米国に認めないよう要求していた。
台湾当局は、頼氏の米国立ち寄りを口実に、中国が台湾周辺で軍事演習を実施するとみて警戒している。
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