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1月の中国新車販売、日系3社がマイナス 春節連休のズレが響く

産経ニュース / 2025年2月12日 18時3分

北京市内にある日産自動車の販売店=今月上旬(三塚聖平撮影)

【北京=三塚聖平】日系自動車大手3社の中国市場における1月の新車販売が12日、出そろった。トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車の3社全てが前年実績を割り込んだ。昨年は2月にあった春節(旧正月)に伴う大型連休が、今年は1月下旬に始まったことが響いた。

トヨタは前年同月比13・9%減の13万6500台、ホンダが31・8%減の6万8890台、日産が30・7%減の4万5418台だった。マイナスはトヨタが3カ月ぶりで、ホンダが12カ月連続、日産が10カ月連続だった。

春節連休には販売店が休業するといったことから、例年、新車販売が落ち込む傾向がある。春節は暦の関係で毎年ずれるため、ぶれが生じないように中国では1~2月のデータを合わせてみることが多い。

一方で、中国市場では電気自動車(EV)などからなる「新エネルギー車」の販売が伸びる中、品ぞろえで勝る中国勢がシェア拡大を続けている。ガソリン車で優位を誇ってきた日系メーカーは苦戦しており、EV投入で巻き返しを期している。トヨタは今月5日、上海に高級車ブランド「レクサス」の新工場を建設すると発表。EVや車載電池を生産する方針だ。

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