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「朝鮮半島で戦乱許さず」 習近平氏が米国に表明、台湾問題「独立に反対すべき」と求める

産経ニュース / 2024年11月17日 11時4分

バイデン米大統領との会談に臨む中国の習近平国家主席=16日、リマ(AP)

中国の習近平国家主席は16日、バイデン米大統領とペルーの首都リマで会談し、ロシアのウクライナ侵略に北朝鮮兵が参戦している問題でさらなる不安定化が懸念される朝鮮半島情勢について、「朝鮮半島で戦乱が起きることを許さず、中国の戦略的安全保障や核心的利益が脅かされることを座視しない」と述べた。ウクライナ問題については和平協議の促進に取り組んでいると強調した。

台湾問題に関しては「明確に『台湾独立』に反対し、中国の平和統一を支持すべきだ」と求めた。

フィリピンなどと領有権を争う南シナ海に監視、習氏は「中国は領土主権と海洋権益を断固として守る」と主張。その上で「当事者による対話、協議が争議をコントロールする最善のやり方だ」とし、米国に対し「二国間争議に介入すべきでない」と求めた。

米側が提起している中国のサイバー攻撃について、習氏は「証拠がない」として「中国自身も国際的なサイバー攻撃の被害者だ」と主張した。(中国総局 三塚聖平)

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