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台湾の頼総統が石破茂氏らと会談 中国が平和脅かす認識示し「日本と民主主義の傘支える」

産経ニュース / 2024年8月13日 17時45分

【台北=西見由章】台湾の頼清徳総統は13日、訪台している自民党の石破茂元幹事長ら超党派の国会議員団6人と台北の総統府で会談した。頼氏は中国がアジア太平洋地域の平和を脅かしているとの認識を示した上で「国防力と経済の強靭(きょうじん)性を強化し、日本などの民主主義のパートナーとともに『民主主義の傘』を支えていきたい」と述べた。総統府が発表した。

石破氏は台湾有事を念頭に「今日のウクライナが明日の東アジアとなるのを防ぐことが急務だ」と述べ、「民主主義陣営がともに抑止力を発揮してこそ、地域の平和と安定を守ることができる」との考えを示した。

頼氏は、宮崎県で震度6弱を観測した8日の地震の被害に対して見舞いの意を表明。石破氏は謝意を示した上で、台湾の災害対応の迅速さに「日本人は非常に驚き感服している」と述べた。

訪台したのは「日本の安全保障を考える議員の会」メンバー。共同団長を石破氏と、教育無償化を実現する会の前原誠司代表が務め、自民党の中谷元・元防衛相や長島昭久元防衛副大臣らも参加した。14日まで滞在する。

日台間の議員外交は活発化している。12日付の台湾紙、自由時報によると、台湾与党の民主進歩党と自民党は外務、防衛担当議員による会合「外務・防衛2プラス2」を8月下旬に東京で開催する方向で調整している。

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