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中国共産党が7月15~18日に北京で重要会議開催 3中総会 中長期の経済方針討議

産経ニュース / 2024年6月27日 16時7分

中国共産党は27日に中央政治局会議を開き、第20期中央委員会第3回総会(3中総会)を7月15~18日に北京で開くことを決めた。中国国営新華社通信が伝えた。3中総会は、中長期の経済方針を討議する共産党の重要会議と位置づけられている。

習近平共産党総書記(国家主席)が主宰した27日の政治局会議では、3中総会に提出する議案について審議した。3中総会では習氏が唱える西側諸国と異なる独自の発展モデルである「中国式現代化」の推進のほか、「さらなる改革の全面的深化」が主要議題となる。

3中総会では、不動産不況の長期化によって成長鈍化に見舞われている中国経済の立て直しに向けた方策が打ち出されるかが注目されている。ただ、香港英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は今月21日、「今回、大きな改革への期待は低い」という見方を示している。

また、昨年10月に汚職疑惑への関与が取り沙汰された李尚福前国防相が解任されるなど軍高官らの粛清が進んでおり、3中総会で党幹部の人事も調整されるとの見方がささやかれている。

3中総会は5年に1度開かれる共産党大会の翌年の秋に開催されるのが慣例とされ、これに従えば、習氏が3期目を決めた2022年の第20回党大会の翌年に当たる23年に第20期3中総会が開かれるとみられていたが遅れていた。(中国総局 三塚聖平)

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