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香港の動物園 猿12頭が立て続けに死亡 感染症が原因か 絶滅危惧種も

産経ニュース / 2024年10月24日 8時52分

香港の動物園で今月半ば以降、22日までに12頭の猿が次々と死亡した。香港公共放送RTHKが伝えた。人や家畜に広がる類鼻疽(るいびそ)菌への感染が原因とみられている。

猿が死亡したのは、香港動植物公園。19世紀後半に開設され、外国人観光客にも人気がある。RTHKによると、香港の当局は8頭の猿が死亡したのを受けて13日、園内の猿を隔離したが、22日には12頭目となるブラッザグエノンが死亡した。ブラッザグエノンはアフリカに多く生息し、頭部に三日月状に生えたオレンジ色の毛や白いヒゲが特徴で、「世界一美しい猿」と呼ばれる。

このほか、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の危険性が高いとして「絶滅危惧種CR」に指定したワタボウシタマリン、シロガオサキ、リスザルが死亡したという。

類鼻疽菌は、湿った土壌が感染経路になる。当局は汚染土が訪問者の靴に付着して持ち込まれた可能性があるとみて、猿の飼育施設周辺の土壌を採取して調べている。

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