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台湾有事を想定、米軍最精鋭部隊「チーム6」が訓練 過去にビンラーディン殺害も 英紙報道

産経ニュース / 2024年9月13日 20時33分

【台北=西見由章】米海軍特殊部隊シールズ(SEALS)の最精鋭「チーム6」が、中国の台湾侵攻に備えて1年以上にわたり訓練を重ねていると英紙フィナンシャル・タイムズが12日報じた。こうした秘密裏の訓練は、中国による台湾侵攻の抑止に向けて「米国が注力を強化している」ことを示すと同紙は伝えた。

チーム6は2011年、パキスタンに潜伏していた国際テロ組織アルカーイダの最高指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害する作戦を成功させた。陸軍デルタフォースなどと共に米軍特殊部隊の最精鋭と位置付けられている。

同紙が関係者の話として伝えたところでは、チーム6は首都ワシントンの南東約250キロにあるバージニア・ビーチの基地で、台湾有事を想定した訓練や作戦計画の立案を1年以上行ってきたという。

台湾の国防部(国防省に相当)は13日、「米軍の訓練については論評しない。(台湾軍は)友好的な国と協力して共に地域の安全と安定を守っていく」と産経新聞にコメントした。

米台の軍事協力を巡っては、1979年の米台断交に伴い在台米軍が撤退。ただ2021年に蔡英文総統(当時)は、米軍特殊部隊が台湾で陸上部隊を訓練していることを明らかにした。また台湾側も海軍陸戦隊(海兵隊)や陸軍の特殊部隊を米国に派遣し、米軍と交流している。

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