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プーチン氏、G20首脳会議の欠席表明 ICC逮捕状巡る「混乱回避」理由に

産経ニュース / 2024年10月19日 8時44分

ロシアのプーチン大統領は18日、11月にブラジルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に欠席すると表明した。理由に関し、ウクライナ侵略を巡る戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)が自身に逮捕状を出していることに言及。「私が行けば、G20の議論はそれ(逮捕問題)ばかりになってしまう」とし、自身の出席により首脳会議が混乱する事態を防ぐための決定だと主張した。

今月22~24日に露中部カザンで開かれる主要新興国の枠組み「BRICS」の首脳会議に先立つBRICS諸国の報道機関との会見で発言した。

ICC加盟国のブラジルには、プーチン氏が入国した場合、逮捕する義務が生じる。一方でプーチン氏は「逮捕を回避することは簡単だ。(逮捕しないという)政府間合意を結ぶだけだ」とも指摘。逮捕を懸念した欠席ではないと強調した。

プーチン氏はウクライナ情勢にも言及。将来的な停戦について「1年間や2年間の停戦であるべきではない。その間に北大西洋条約機構(NATO)が兵器を蓄え、(ウクライナに)移転するためだ」と述べた。その上で「長期的で持続可能な平和」の実現に向けて「ロシアは戦い続け、勝利する」と主張した。

プーチン氏はウクライナの「中立化」「非軍事化」といった目標を達成するまで軍事作戦を継続する意思を改めて示した形だ。(小野田雄一)

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