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プーチン氏、トランプ新大統領を祝福 米露対話に意欲 ゼレンスキー氏は和平の手腕に期待

産経ニュース / 2025年1月21日 8時16分

ロシアのプーチン大統領は20日、露国家安全保障会議に出席し、米国で同日就任したトランプ新大統領を祝福した。ウクライナ情勢や米露関係の先行きについてトランプ氏と対話する意欲を示した。一方、ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領もトランプ氏を祝福し、ウクライナ戦争の和平実現に向けたトランプ氏の手腕に期待感を示した。

プーチン氏はトランプ氏について、米露の直接対話を再開する方針や第三次世界大戦を抑止する意欲を示してきたと指摘。ロシアは米国との対話を拒否したことはなく、「ウクライナ紛争に関して米新政権と話し合う用意がある」と表明した。一方で「最も重要なのは危機の根本原因を取り去ることだ」と発言。ウクライナ情勢の正常化は、短期的な停戦や再軍備のための「息継ぎ」でなく、各国の利益尊重という原則に基づいた「永続的な平和」でなければならないと主張した。

一方、ゼレンスキー氏はウクライナ侵略とロシアを念頭に「今日は変化の日であり、国際的な難題解決に向けた希望の日だ」と指摘。トランプ氏の掲げる「力による平和」政策こそが長期的で公正な平和を可能にすると述べた。「ウクライナと米国は今世紀を、われわれの失敗を望む者たちの世紀でなく、民主主義の世紀にしなければならない」と強調し、両国の協力が発展することを楽しみにしていると表明した。(小野田雄一)

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