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ウクライナ軍のF16が墜落、操縦士も死亡 誤射・操縦ミスの可能性…防空に大打撃

産経ニュース / 2024年8月30日 7時12分

ウクライナ軍参謀本部は29日、同国軍が運用する米国製戦闘機F16のうち1機が墜落し、操縦士が死亡したと公表した。ウクライナに向けて発射されたロシア軍のミサイルの撃墜任務中に通信が途絶え、後に墜落を確認したという。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ウクライナ軍は支援国から供与された6機のF16を保有。同紙は、貴重なF16と操縦士の喪失はウクライナにとって「大打撃だ」と指摘した。

墜落原因について、WSJはウクライナ軍の公表に先立ち29日、米当局者が暫定情報として「露軍に撃墜されたのではない」と話したと伝えた。米政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ」は同日、ウクライナ軍当局者が「友軍による誤射や機器の故障、操縦ミスなどの可能性が検討されている」と述べたと報じた。

ウクライナ軍参謀本部は「F16は(墜落前に)巡航ミサイル4発を撃墜し、その高い性能を示した」とした。同国国防省の特別委員会が墜落原因を調査する。

ウクライナへのF16供与は、ベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェーの4カ国が表明。ウクライナメディアによると、供与数は2028年までに約80機となる。供与は段階的に行われ、ウクライナが保有するF16は今夏に6機、年内に24機、25年末までに40~50機程度となる見通しだった。

同国のゼレンスキー大統領は今月4日、供与第1陣がウクライナに到着したと発表していた。(小野田雄一)

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