日本はウクライナの継続支援を 産経元ロシア特派員が「空爆と制裁」出版を記念し講演
産経ニュース / 2024年9月14日 18時19分
産経新聞大阪経済部の記者で、元モスクワ特派員の黒川信雄氏が14日、大阪市内で、著書「空爆と制裁」(ウェッジ社)の出版を記念して講演した。講演会の主催は日本ウクライナ文化交流協会。
黒川氏は2022年2月にロシアによるウクライナ侵略が開始されて以降、ロシア・モスクワと、ウクライナ各地を取材し、侵略する側とされる側の双方の市民の声を拾い、情勢分析などを踏まえて同書を執筆した。
黒川氏は講演で、ロシア軍が戦場で苦戦するなか、ウクライナの発電所など、民間施設を攻撃する戦略を強化した事実などを紹介。一方でロシア国内ではプロパガンダ(政治宣伝)により、戦争を支持する風潮が高まっていった実情などを解説した。そのうえで、日本がウクライナ支援を継続する重要性を強調した。
講演会ではこのほか、富山国際大学准教授のボグダン・パブリー氏が、ウクライナを思う自作の詩を披露。国際政治学者のグレンコ・アンドリー氏が、戦争の最新の情勢分析などを披露した。
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