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ロシア、ウクライナ東部の重要集落制圧と主張 10月までにクルスク州奪還計画か

産経ニュース / 2024年8月20日 23時14分

ロシア国防省は20日、最激戦地であるウクライナ東部ドネツク州の集落ニューヨークを制圧したと主張した。ニューヨークは同州の小都市トレツクを守るウクライナ軍の重要拠点の一角。露国防省の主張が事実であれば、ウクライナ軍による露西部クルスク州への越境攻撃にもかかわらず、露軍が全域の制圧を狙うドネツク州で優勢を維持していることが改めて示された形だ。

露国防省は発表で、ニューヨークが「戦略的に重要な物流拠点」だと指摘した。

ドネツク州で露軍は現在、州都ドネツク北西のポクロフスク方面▽同市北方のトレツク方面▽バフムト西方のチャソフヤル方面-などで攻勢を継続。ウクライナ軍も防衛戦を続けているが、兵力や物量で勝る露軍が優勢だと伝えられている。

米シンクタンク「戦争研究所」によると、露軍はドネツク州に展開していた戦力の一部をクルスク州の防衛に回したものの、なお主力部隊をドネツク州に残し、攻勢を維持しようとしている。

一方、ウクライナメディア「RBKウクライナ」は20日、軍当局筋の話として、プーチン露大統領が10月1日までにクルスク州からウクライナ軍を駆逐するよう露軍に命じたと報じた。プーチン氏はドネツク州から戦力を引き抜かずにクルスク州奪還を達成することも指示したという。

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