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「ポケモンGOはスパイ道具」 邦人拘束のベラルーシ、国防省高官がテレビで一方的に主張

産経ニュース / 2024年9月12日 20時19分

ロシアと軍事同盟を結ぶ旧ソ連構成国ベラルーシの国防省高官のイワノフ氏は、任天堂と米企業が共同開発したスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」が、ベラルーシの軍事機密の収集などスパイ活動に使われていたと一方的に主張した。12日までに放送された国営テレビ番組で発言した。

ポケモンGOは、スマホの位置情報とカメラ機能を利用し、各地に配置されたキャラクターを捕獲して育成したり、他プレーヤーと対戦させたりするゲーム。2016年のサービス開始後、日本や世界で人気を呼び、社会現象となった。

22年2月のロシアによるウクライナ侵略の開始を受け、運営側はロシアと、侵略を支援したベラルーシでのサービスを停止した。

番組でイワノフ氏は、ベラルーシでポケモンGOが稼働していた当時、「最も多くポケモンが配置されていたのは首都ミンスク近郊の空軍基地だった。そこには滑走路や航空兵器があった」などと主張。ポケモンGOではカメラ機能が使われるとし、「これこそ諜報活動ではないのか」と主張した。イワノフ氏は具体的な証拠は示さなかった。

ベラルーシ治安当局は7月、同国で日本語講師などをしていた邦人男性、中西雅敏さんをスパイ容疑で拘束。今月上旬にはベラルーシ国営テレビが中西さんの拘束を大々的に報じるなど、「ベラルーシでの日本の諜報活動」を喧伝(けんでん)する姿勢を強めている。(小野田雄一)

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